Redmine Studio

RedmineStudio 設定④ -ユーザ一覧、データ出力-

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はじめに

RedmineStudioの設定の解説その4です。

設定の解説は設定画面のタブごとに行っています。
本記事では、以下の設定の解説を行っています。

  • ユーザ一覧
  • データ出力

設定

ユーザ一覧

入力画面に表示したい追加のユーザを選択してください。
本設定を有効にするには、「全般」の「システム管理者のAPIアクセスキー」が設定されている必要があります。

ここで選択されたユーザは、以下のように入力画面に表示されます。これにより、作業時間の入力状況の確認したり、「共同作業」の相手として設定することができます。

「共同作業」とは、ミーティングや対面でのレビューのように一緒に行った作業について、相手の作業時間入力の手間を減らすため、事前に登録を行う機能です。相手は承認を行うだけで、設定されたチケットや作業分類の通りに作業時間が登録されます。もちろん、登録を解除して自分で入力することもできます。

データ出力

RedmineStudioでは選択された日付の作業実績をCSV形式で出力することができます。本設定では出力するCSVの形式と、それを使って外部のツールを起動する設定を行います。これらの設定を行うことで、Redmineだけでなく、会社の勤怠管理システムといった他のツールと連携させることが可能になります。

CSV

出力するCSVの形式に関する設定を行います。

  • 出力フォルダ
    出力先のフォルダを設定してください。デフォルトでは「ドキュメント」フォルダに「Redmine Studio」というフォルダを作成し、そこに出力します。
  • 出力フォーマット
    出力するCSVの項目を設定してください。デフォルトでは以下の項目が設定されています。
    • 開始時間、終了時間 :開始と終了の時刻
    • フルチケット名   :親チケットを含めたチケット名を「\」で区切った文字列
    • 作業分類      :作業分類の名称
    • 予定名       :予定の名称(≒チケット名)、入力画面で編集可能
  • ファイルの保持数
    保持しておくファイルの上限数を設定してください。設定された保持数を超えた場合、もっとも古いものから削除されます。
  • 出力後にファイルを開く
    出力した後にファイルを開くかどうかを設定してください。ファイルはPCの設定で csv に紐づけられたアプリで開かれます。

外部ツール

出力したCSVファイルを引数として外部ツールを起動させるための設定を行います。
この時のCSVファイルは一時フォルダ(%TEMP%)に保存され、処理の完了後に削除されます。

  • 外部ツールのパス
    外部ツールのパスを設定してください。
  • コマンド引数
    外部ツールの引数を設定してください。「{filename}」と入力することで外部ツールに、出力したCSVファイルのパスを渡すことができます。

例えば、以下のように設定を行います。
 「外部ツールのパス」:C:\Program Files (x86)\Notepad++\notepad++.exe
 「コマンド引数」  :{filename}

この状態で入力場面の「外部ツール」をクリックすると出力されたCSVのパスを引数にしてnotepad++が起動されます。

上記の例はあくまでテキストエディタでCSVファイルを開くだけですが、外部ツールに会社の勤怠管理システムを設定すれば、Redmineに作業時間を登録するのと同じように、勤怠管理システムとも連携を行うことができます。また、バッチファイルなどを挟むことで、より柔軟な処理も可能となるでしょう。

是非ご活用ください。

さいごに

これでRedmineStudioの設定の解説その4は終了です。
他の設定に関してはリンク先をご覧ください。

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