Redmine Studio

RedmineStudio 工数入力 クイックスタート

redminepower

はじめに

とりあえず使ってみたいという方に向けたクイックスタートです。

ぜひ、RedmineStudioを使った工数入力をやってみてください。
そして速さを感じてもらえたら本望です。

流れはこんな感じです。

  1. 初期設定
  2. 新しく作業実績を追加する
  3. 追加された作業実績にチケットと作業分類を設定する
  4. 開始時刻と終了時刻を調整する
  5. Redmineに作業時間を登録する

やりかた

初期設定

「URL」「ユーザ名」「パスワード」の3つの設定が必要です。

画面左下の「」をクリックして設定を行ってください。

  • URL
    RedmineのトップのURLを入力してください。
  • ユーザ名
    ログインIDを入力してください。実際にRedmine内で表示されるものではなく、ログインの時に使用するIDです。
  • パスワード
    パスワードを入力してください。Redmineのログイン時に使用するものです。

設定が完了したら「OK」をクリックして下さい。この設定は初回のみで問題ありません。

新しい作業実績の追加

作業を行った時間をチケットの更新履歴やTeamsの会話履歴をもとに「作業実績」として登録してください。「Redmine活動」や「Outlook/Teams」の領域の更新履歴や通話履歴をドラッグ&ドロップすることで「作業実績」に登録することできます。

他にも「マイチケットなどのチケット一覧からのドラッグ&ドロップ」や「ブラウザから直接のドラッグ&ドロップ」にも対応していますので、ぜひお試しください。

チケットと作業分類の設定

作業実績を追加したら、そこに「チケット」と「作業分類」の2つの設定を行います。
これは、Redmineに作業時間を登録するため必要となってくる項目です。

「チケット」は下のチケット一覧から、「作業分類」は左の作業分類一覧から、それぞれドラッグ&ドロップすることで設定することができます。

  • チケット
    行っていた作業に紐づくチケットを選択してください。チケット駆動開発の肝である「No Ticket, No Work!」ができていると、このように簡単に“作業に使った時間”と“実際にやっていた内容”を紐づけることができます。
  • 作業分類
    Redmineには工数を入力するときに「開発」や「テスト」「間接作業」といったように作業のカテゴリーを設定し、後々分析する場合などに役立てる機能があります。これらはプロジェクトの設定画面で管理することができます。

「チケット」の設定に関しては、作業実績の追加をチケットの更新履歴から行っていれば、そのチケットが作業実績と紐づけられるため、追加の設定は不要です。

また、「作業分類」の設定に関しては、設定されたチケットから自動で設定する「作業分類の自動振り分け設定」というものもご用意しております。是非お試しください。

開始時刻と終了時刻の調整

次に、実際の作業に合わせて「開始時刻」と「終了時刻」の調整を行います
作業実績の上の部分と下の部分が、ドラッグできるようになっているので、それを上下に操作して時間を調整ください。

ちなみに前日と全く同じ作業を入力する場合など、作業実績のコピー&ペースト機能もありますので、是非お試しください。

Redmineへの作業時間の登録

時間の調整が完了したら、「保存」をクリックしてください。
これにより入力された作業実績が「作業時間」としてRedmineに登録されます。

  • 作業時間
    Redmineでは作業にかかった時間(=工数)を「作業時間」として管理しています。上記の手順で登録された「作業時間」はそれぞれのチケットの「作業時間」タブなどで確認することができます。また、RedmineStudioから登録した「作業時間」にはコメントの部分に必要な情報を追記していますので、変更しないでくださいね。

また、Redmineへの登録の他にも、CSV形式でエクスポートしたり、社内の別の勤怠管理システムに出力したりする機能も備えております。是非ご活用ください。

さいごに

これでRedmineStudioを使った工数入力は完了です。

どうしたか?
工数の見える化はやりたいけど、正確に工数を入力するためには手間がかかる、という悩みを解決したいというのがRedmineStudioの原点です。

「工数の入力なんかより、開発に時間を割きたい」
「だけど、入力をさぼっているとマネージャーに怒られる…」

そんな人にRedmineStudioが届いてくれると嬉しいです。

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